皆さん、こんにちは。
前回のブログで『韓国語と日本語の漢語』についてご紹介した際に
全ての漢語が日本語と韓国語で同じになるわけではないというお話をしたのですが、
今回は日韓で意味が異なる漢語についていくつかご紹介したいと思います。
『人参』
日本人がこの漢字を見て思い出すのはCarrot(ニンジン)ですが、
韓国では『人参/인삼』と書くと『高麗人参』のことを指すんです ^^
この高麗人参、昔は『参/삼』という文字だけで表していたそうなのですが、
高麗人参の形が人に似ているため、『人参』という漢字を使うようになったという説が
あると当校の教師が教えてくれました。
また、韓国でよく食べられている夏のスタミナ料理
『삼계탕(参鶏湯)』も『인삼(高麗人参)』が入っているため、
『삼/参』という漢字が使われているんだそうですよ♪
ちなみに韓国語でCarrot(ニンジン)は『당근』です ^^
『工夫』
日本語で工夫と聞くと「いろいろ考えてよい方法を得ようとすること」などの意味で使われていますが、
韓国で『공부/工夫』と書くと『勉強』という意味になるんです♪
ちなみに勉強という文字を漢字読みで書いてみると『면강』になるのですが、
このような言葉は韓国にはないそうなので、
漢字と一緒に覚えるときには気を付けてくださいね ^^
『愛人』
日本語の意味はご存じの通りですが、韓国では『애인/愛人』と書くと『恋人』という意味になるんです!!
日本語と韓国語で全然違う意味になってしまうんですね ^^
このように、漢語によっては意味が全然違うものもあるようなので、
色々と調べてみると面白いかもしれないですね♪