日本語にも韓国語にも「敬語」があります。
「敬語」は日本語でも使い方が難しいイメージがありますが、
基本的なルールがあって、その基本ルールさえわかってしまえば難しくありません。
今日は日本語と韓国語の敬語のルールについてお話をいたします。
● 日本語は動詞を「~れる/られる」の形に変える敬語表現があります。
例えば、
「行く」なら →「行かれる」
になります。
● 韓国語も似ているルールで「~(으)시다」があります。
パッチムによって違いますが、例えば、パッチムのない
「가다 」なら →「가시다 」
になります。
パッチムのある
「읽다 (読む)」は →「읽으시다 (読まれる)」
になります。
また、「ㄹ」脱落というルールでは、パッチムの「ㄹ」が消えます。
例えば
「살다 (住む)」は →「사시다 (住まれる)」
になります。
また、例外もあります。
● 日本語では
「①食べる・②飲む・③いる・④寝る・⑤死ぬ」は、特殊の敬語があります。
- ②召し上がる・③いらっしゃる・④お休みになる・⑤亡くなる」がその例です。
● 韓国語も同じく
- 먹다 ・②마시다 」→「①②드시다 」
- 있다 」→「③계시다 」
- 자다 」→「④주무시다 」
- 죽다 」→「⑤돌아가시다 」
が特殊の敬語として表れています。
な~んだ、敬語って難しいイメージがあったけど、
日本語の敬語がわかれば韓国語の敬語も理解しやすいということですね!