今日は物の数え方についてです。
日本語でも数える時、表現が変わりますよね。
例えば、
人なら、ひとり、ふたり、さんにん・・・
動物なら、いっぴき、にひき、さんびき・・・
物を数える時も、ひとつ、ふたつ、みっつ・・・
そんなふうに、韓国語でもそれぞれに対応する表現があります。
例えば、韓国語で人を数える時は、「~사람(~人)」を使います。
1人 → 한 사람 2人 → 두 사람
動物の場合は、「~마리 (~匹)」を使います。
1匹 → 한 마리 2匹 → 두 마리
物は、「~개 (~個)」を使います。
1個 → 한 개 2個 → 두 개
ですが、韓国語と日本語すべての言い方が対応しているわけではありません。
日本語では本を数えるとき「~冊(1冊、2冊)」を使いますが、
この「冊」という漢字、韓国では「本(book)」という意味になるんです^^
ちょっと混乱してしまいそうですね・・・。
韓国で本(book)を数えるときは「冊」ではなく、「~권 (巻/かん)」を使います。
1冊 → 한 권 2冊 → 두 권
では、日本語の「~巻(○○漫画の第1巻、第2巻)」などの表現は韓国語ではどう言うのでしょうか。
実は韓国語でも、日本語と同じ「권(巻)」を使っているんです。
ただし、固有語数字(하나,둘,셋,넷…)ではなく漢語数字(일,이,삼,사…)と一緒に使います。
1冊 한 권(巻) 2冊 두 권(巻) 3冊 세 권(巻)
1巻 일 권(巻) 2巻 이 권(巻) 3巻 삼 권(巻)
このように「本(book)」の数を数えるときは 固有語数字+「권」
漫画のように何冊かを合わせてひとまとまりとなる書籍を数えるときは 漢語数字+「권」と覚えてみてくださいね。