こんにちは、韓国語講師の出羽です。
突然ですが、韓国料理がお好きな方、多いのではないでしょうか?
韓国料理は唐辛子を多用した辛~い味付けはもちろん、
『반찬/おかず』が多いのもポイントですよね。
大きなおかず、小さなおかずと様々ですが、
小さなおかず、いわゆる「常備菜」を韓国語では『밑반찬』といいます。
その時だけに食べきる大きなおかずとは異なり、
一度にたくさん作り、わりと日持ちがするようにできていますので
毎日少しずつ食べることができるのです。
まさにゴハンのお供、といったところでしょうか。
キムチや塩辛類、煮豆などいろいろあります。
そういえば私が留学していた時も、
下宿の食事では『밑반찬』を出してくれていました。
日本のご家庭でも、常備菜はいろいろあるかもしれませんが
韓国ほど「常備」はしないように思います。
これもおもしろい食文化の違いですね。
今回、韓国人の友人宛てに韓国にいらっしゃるお母様が作って
送ってくださったものを、おすそわけしてもらいました!
左は小魚の佃煮、右は海苔の佃煮のようなもの、
そして上のはさきいかを甘辛く炒めたものです。
すべて汁気がなく乾燥しているので、日持ちがするのですね。
それと味の特徴は、やはりすべてにんにくが効いています。
実はさきいかを使用したものには、半分にスライスしたアーモンドが!
これは初めてのお味、食感がアクセントになり味も相性バツグンなのです。
手作りの『밑반찬』を食べる機会はあまりないかもしれませんが、
大型スーパーやデパートでは100g単位などで購入可能なものもありますので、
ぜひ、皆さんも挑戦してみてくださいね ^^